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情報デザイン特論10/17 vol.1

情報デザイン特論10/17日分の概要

まずは流れを全体的に。

1、ガイダンス

2、山崎先生自己紹介

小休憩

3、デザインプラクティス 花のある生活

大きくまとめるとこんな感じ。
今回は山崎先生の自己紹介(何をやってきたか、デザインに対してどう思っているか)がメインなので、そこに対するメモ(僕が個人的に気になったもの)や突っ込みを記述します。


・IBMで学んだ事について

デザインに対する共通のメソッドとプロセスを持つ(ロジカルな面)
センスはコンサルタント、Paul Rand Richard Sapper に学ぶ(エモーショナル)

アメリカではこの二つが分業化され、それぞれスペシャリストとして働くが、日本では(山崎さんは)どちらも横断して努めていた。
デザインメソッドの中心はUser Centerd Design (詳しくはvol.2)。
上記等から、デザインは一人で出来るものではなく、チーム(専門家の集合体)のデザインが為されるべきと考える。

・ユーザーエクスペリエンスを考える時には、時間軸で考えるのが一般的

あまり意識せず時間軸で考えてた。もしかして他の軸もありえるのか?

・Ethno graphical Risearch
情報デザイン特論10/17 vol.1_e0149361_14535961.jpgある人の全体図(前、横、後)とその人の持ち物を並列的に一枚の図にまとめたもの。それらを分析することで、例:ある人は鞄を自分のデスクの引き出しのように(貴重なものを全て持ち歩く)使用している、ビジネスマンは何かしら英語の勉強グッズを持っている、といったことが見えてくる。




・調査結果はキチンとヴィジュアル化して理解出来る形にしないと使えない。

・Smile Project:インターネットを通して新しいコミュニケーションを考えるプロジェクト。
↑個人的にはマウスが意図通りに動かないものが面白かった。そういや去年六本木クロッシングで似たの見て楽しんだような…。パクられた?

・シンプルな物は、自分の経験と照らし合わせて考える事が出来るため(共鳴効果)、強い。
↑確かにそう。
だが複雑なものでその中に入り込む事で得られる経験の強さもあるはず。←例:RPGの世界観
この二つは相反するものか?

・Universal Design Framework:中心の形(コア)を作り、その他の形は各々ユーザーの使用シーンに合った形を用意する。ユーザー視点のモデュラー化。

カスタムについて
カスタム出来る物を見ると、では一体誰がカスタムするの?といった事が気がかりになる。名目上はユーザなんだろうけど、果たしてユーザは全てカスタムすることを望んでいるのか、という疑問。
確かに自分に合った物が欲しい人は多い。しかし同様にユーザはカスタムするのが面倒くさい、という不満も持っているはずだ。例えば僕は、パソコンの初期設定をカスタムすることが面倒だからマック使ってるという部分がかなりある。しかし実際友達に教えてもらって加えたり、変えた設定なんかは凄く重宝してる。大げさに言うと、物に対してポジティヴかネガティヴか。カスタムは常に相反するものを抱えている。
そういう意味では、ユーザー視点のモデュラー化はこれを解決するポテンシャルがあるように思う。こういう経験には、こういうデザインですよ、という所か。しかし経験を人に伝える事は中々難しい。(例:ソニーのブルーレイのtype○。こういう使い方をする人にはタイプ○がいいですよ、とHP上で広告しているが、正直混乱を招く。並列に並べられることで全て一長一短に見えるし、何よりデザイン上の違いがボタンの大きさ等の細部にしかないため、下手をすると間違った買い物をしそう。)経験を上手くプロモートするにはどうすればいいのか。今後の自分の課題になりそう。
その他にも人が用意した経験なんて迎合するか、つうヒネクレ根性も出てきそうだしなぁ。
めんどくさがりのヒネクレ者はどうすればいいんだ。



少し長くなったので vol.2に続きます。

# by shinple | 2008-10-18 14:41 | 情報デザイン

なんとかかんとか

ブログ始まりました。
えぇ、友達の
おかげですとも。

# by shinple | 2008-10-18 05:39 | よもやま